こんな状況に遭遇するともう帰りたくなる。
どんなに面接の練習をして、その会社に自分が入社することを夢見ていたとしても。
実際、その人の意識が高いのか低いのかはどうでもいい。
とにかく「意識高い系の人」「意識がなんか高そうな人」が苦手。そういう人がいる職場は即効で退職したくなる。
具体的には男性だとツーブロック、もしくはソフトモヒカン、体型にあった細身のお洒落なスーツ、若しくはジャケット、インナーはTシャツ、丈の短いパンツと革靴。
女性はお洒落できれいな人。
二週間に一度は美容dayなる日を設けていそうな人。深夜にマックバカ食いとかしなさそうな人。新作コスメの情報を逐一確認してそうな人。
苦手というか本能的な恐怖すら感じる。
学生時代の苦々しいカースト制度の記憶が甦る。
カーストが低い者には意思表明の場も与えられず、文化祭でも体育祭でもカースト上位者が決めた内容に、粛々と従うのみ。
やりたくもない劇、喫茶店、ダンス、大縄跳び、、、。
それもただ参加するだけでは許されない。同じだけの熱量を示さなくてはならない。そうでなければあっという間に吊し上げにあう。
現代の魔女裁判。
多様性、多様性というならば
そういうことが好きな奴もいれば、好きじゃない奴もいるんだということも認め、受け入れるべき。
そうでなければ我々の溝は一向に無くならない。